糖質制限の落とし穴
『糖質制限すればいいんですよね?』
このセリフは、僕が今まで見てきた女性の
お客様のうちの99.9999%の方が抱いていた、
ダイエット、特に食事に対するイメージです。
このセリフを言われる度に僕は、
『確かにそれも1つの方法ですね!ですが、糖質制限はあまりお勧めしていません。』
とお答えしています。
なぜ糖質制限を進めないの…???
と疑問に感じる方が多いでしょう。
そもそも糖質(炭水化物)とは、
人間が身体を動かす上で必要不可欠な栄養素であり、生活を送る上での1番のエネルギー源です。
その他の働きとしては、体温を調節する役目や代謝機能の維持、身体を動かすためのストック材料として筋肉や肝臓に貯蓄されています。
代表的な食品を挙げると、
米、パン、麺類、芋類がそれにあたります。
さあ、これらの食品を糖質制限により必要以上に抜いてしまうとどうなるか、、、
- 体温や代謝機能が下がり落ちて体脂肪が減りづらくなる
- 肌荒れや倦怠感などの体調不良を招く
- 生理不順を起こしやすくなる
これらは氷山の一角に過ぎません…
どれも日常生活や女性の美しさの敵でしかありませんよね…
糖質制限の厄介な点は、
短期間で体重が落ちてしまうところ
なのですが…
しかしそれは主に体内から糖質と共に貯蓄されている
水分が減っているだけ
なんですね。
確かに体重が減るのは喜ばしいことですが、
体重が減るだけでは、理想の体には近づきません。
メリハリのある身体にしたいんですよね?
くびれを作って若返りたいんですよね?
そうなりたいのであれば、
糖質と水分を体から抜いて喜んでいる場合ではありません!
人間の体と糖質の関係は
車とガソリン
によく例えられます。
ガソリン(糖質)が充分に蓄えられて動いている車と、
ガソリンが切れかかっている中で動いている車とでは、
その車自体の燃費率や動きが雲泥の差ですよね。
人間も同じです。
糖質が全く足りていない状態では、
体脂肪を燃やしてくれることはほとんどありません。
むしろ脂肪燃焼の妨げになります。
ではどうすれば良いの!?
- 糖質は人間の体で最大のエネルギー源である
- 代謝機能によるエネルギー燃焼度を保つ為には糖質が必要不可欠
- 筋肉量を向上させて脂肪を減らすためのガソリン
これら3つのポイントを覚えておいて下さい。
ダイエットを始めて、
1ヶ月、2ヶ月、3か月と時間が経つにつれて
これらの意味が確実に分かるようになりますので。
糖質は悪者ではなく、あなたの強い味方なのです!!!
この言葉を信じてみて実践してみて下さい!
それでは、また!!!